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2 Eclipse

最近、話題になっているEclipse(4)は、フリーでかつ、Windows, Linux, Mac OS-Xなどの多くのプラットフォームに対応したIDE(統合型開発環境)で、雑誌等でも取り上げられ、多くのユーザに使われている。

私は、Eclipseをベースとするが、配布したソースがEclipseに依存しないように心がけたいと考えている。

そのため、設定方法が雑誌で紹介されているものとは異なる場合があることに注意されたい。

  1. 今回インストールするのは、Ver. 2.1.1である

2.1 入手方法

Eclipse公式サイトのdownloadsメニューを選択してMainのNorth Americahttp://www.eclipse.org/downloads/index.php(5)

ここから、以下のものをダウンロードする。

  1. 本来なら日本のミラーサイトからダウンロードするべきなのだが、ftpのミラーしかないので、どれをダウンロードすればよいか判断に困るため、Mainからダウンロードすることにした。
  2. 現段階では2.1.1

2.2 インストール&設定方法

EclipseをC:\localのeclipseというディレクトリにインストールする。

2.2.1 インストール方法

以下の手順で、インストールする。(7)

  1. ダウンロードしたSDK(eclipse-SDK-2.1.1-win32.zip)を展開する
  2. 展開した内容をC:\local以下にeclipseというディレクトリ以下に移動する。eclipse以下のファイルは、以下のようになる。
  3. Language Packs(eclipse2.1.1-SDK-win-LanguagePackFeature.zip)を展開する
  4. 展開したeclipseディレクトリ以下のfeaturesとpuginsをC:\local\eclipseに上書きする。
  1. Windows 2000のように標準でzipファイルの展開機能がない場合には、jarによるZIPファイルの展開を参照されたい。

2.2.2 設定

Eclipseの場合、インストール作業でファイルを展開し、配置すれば、インストール作業がほぼ完了である。

今回は、JDKのバージョンが1.4.2なので、コンパイラーの設定を1.4に合わせる。

  1. Eclipseを起動する(デスクトップのアイコンをダブルクリック)
  2. メニューの「ウィンドウ」→「設定」を選択する
  3. 「java」→「コンパイラ」を選択し、「準拠およびクラス・ファイル」タグを選択する
  4. 「コンパイラー準拠レベル」から「1.4」に選択する