2019/005/06からのアクセス回数 7560
先日、SiPEEDにMAiXのArduino IDE対応版Maixduinoのページがあることに気づきました。
電波法の規制からMAiXシリーズで日本で利用できるのは、WiFiを含まないBitボードのみです。
このBitボードにカメラとLCDをセットしたBit Kitが以下のサイトから購入できます。
MaixDuinoをArduino IDEで使えるようにするには、Preferences...を選択し、 以下の1行をカンマ(,)で区切って追加します。
http://dl.sipeed.com/MAIX/Maixduino/package_Maixduino_k210_index.json
次に「ツール」メニューの「ボード」から「ボードマネージャ...」を選択します。 最新情報の読み込みが終わったら、検索ボックスにMaixと入力すると、Maixduino の項目が表示されますので、インストールボタンでインストールしてください。
サイドボードマネージャを選択し、Sipeed "Maix OneDock"/"Maix Bit" Boardを選択してくだしい。
同時にシリアルポートも選択してください。 私の場合、「/dev/cu.wchusbserial1420」を選択します。
定番のLチカでインストールを確認してみましょう。 ボードの13番がLEDに接続されているので、スケッチ例から01.Basics>Blinkを選択します。
「スケッチ」メニューから「ボードに書き込む」を選択すると、Bitボードの3色LEDのグリーン が点滅します。
MAiXの売りのニューラルネット・ハードウェアアクセラレータ(KPU)の例題を動かしてみましょう。
この例題を実行するには、mobilenetv1_1.0.kmodelとlabel.txtをSDカードにセットする必要があります。 mobilenetv1_1.0.kmdel、は、以下からダウンロードし、 以下のサイトからmodelsからmobilenetv1_1.0.kmdelを、dataからlabel.txtをダウンロードします。
サンプルに合わせるため、mobilenetv1_1.0.kmdelはファイル名を"m"に変更して書き込みます。
サンプル例から「Maix_KPU」> 「mobilenet_v1」を選択します。
BitボードにカメラとLCDをセットし、USBケーブルに接続し、 「スケッチ」メニューから「ボードに書き込む」を選択します。
LCDに「Loading ...」とでれば正しく処理が行われています。 しばらくするとカメラ画像が表示され、写しだれたものが何か 識別して表示します。以下の写真は、コンピュータマウスを 正しく認識しています。
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