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通勤時間を利用してManningのArduino in Actionを読み終わったので、その紹介と日本では入手困難な 部品の代替方法を説明します。
Arduino in Action は分かりやすく書かれたArduinoの教材です。 *1
著者のJordan Hochenbaumさんが、Arduinoを使った新しい音楽楽器を作る研究をされているため、 所々に音を使った例が挿入されています。
Arduinoとブレッドボードはとても相性がよく、ブレッドボード用の部品も多く販売されています。 最初の例題で使うアナログ入力では10KΩの半固定抵抗を使いますが、 スイッチサイエンスからブレッドボードにそのままささる、 つまみの大きい半固定抵抗 10KΩ が販売されているので、1個あると便利です。
さっそく図3.3にある回路をブレッドボードに組んでみましょう。
組み上がったブレッドボードは、以下の通りです。 Atmega32U4とArduinoのピン番号の対応は、Arduino/ATmega32UのArduino化を参考にしてください。
早速例題のスケッチを入力して、動かしてみます。
// 3.1 Time to get analog int sensorPin = A0; int sensorValue = 0; void setup() { Serial.begin(9600); while (!Serial) { ; // wait for serial port to connect. Needed for Leonardo only } } void loop() { if (Serial) { sensorValue = analogRead(sensorPin); Serial.print("Sensor = "); Serial.println(sensorValue, DEC); delay(1000); } }
Arduino IDEのツールメニューからシリアルモニターを選択すると入力ピンの電圧が0から1023の間の 値として表示されます。
皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。