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[[開発環境構築]]
#freeze
[[FrontPage]]
#contents
2009/01/28からのアクセス回数 &counter;
** pythonの開発環境 [#r8f966f8]
** python [#r8f966f8]
[[集合知>図書/集合知]]にある例題を実際に自分でトレースするために、pythonの
環境を構築し、日本語サイトへの応用、日本語環境での問題点を整理します。
** Mac OSX 10.4(Tiger)へのPython2.6のインストール [#e43550d5]
Mac OSX Tigerには、version 2.3.5のpythonがインストールされていますが、
2.4以降でないと日本語が扱えないので、最新の2.6をインストール
します。
Mac用のpythonにはいくつか派生のpythonがあるみたいですが、ここでは
python.orgからのバージョンをインストールしました。
- [[日本のユーザーズグループのサイト>http://www.python.jp/Zope/]]から
python-2.6-macosx2008-10-01.dmg
をダウンロードしました。
*** インストール [#cc5b8e06]
パッケージをインストールすると、アプリケーションフォルダーにPython2.6が
作られます。
Terminalでpython2.6が起動されるように、.profile のPathを修正するために、
- Update Shell Profile.command を1回だけ実行します
[[MacPython Leopard>http://wiki.python.org/moin/MacPython/Leopard]]には、
以下のシンボリックリンクをセットするように記述があります。
Tigerも同様の処理が必要だと思われれますので、Terminalで以下のコマンドを実行します
($はプロンプトです)。
#pre{{
$ cd /Library/Frameworks
$ sudo ln -s /System/Library/Frameworks/Python.framework/ Python.framework
}}
新しくTerminalを起動して、以下のコマンドを実行してバージョンを確認します。
#pre{{
$ python -V
Python 2.6.1
}}
これで、2.6.1のバージョンが正しく動作することが確認できました。
** Jython 2.2.1のインストール [#d94eae8a]
次に、Jython 2.2.1をインストールします。
- http://www.jython.org/Project/download.html からjython-2.2.1.jarをダウンロードします
- ython-2.2.1.jar をダブルクリックします
- インストーラに従って<HOME>/local/にインストールします
*** 動作確認 [#s88fc7d1]
Jythonが正常にインストールされたかTerminalから以下のコマンドで確認します。
#pre{{
$ cd ~/local/jython2.2.1
$ jython
Jython 2.2.1 on java1.5.0_16
Type "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
}}
のようにpython用のプロンプトがでたらOKです。
Ctrl-Dで終了してください。
** Peydevのインストール [#t939a9b2]
Eclipseのプラグイン[[Pydev>http://pydev.sourceforge.net/]]は、非常にすぐれた
python開発環境を提供します。
javaの開発とほぼ同等の
- 編集時の補完機能
- デバッグ機能
- PythonとJythonの2つのインタプリタをサポート
があります。
*** その前にEclipseのバージョンをアップ [#a91c36b4]
Pydevは、Eclipse 3.3以降でないと動作しません。
そこでEclipseを最新にすることにしました。
ここで、注意:ダウンロードするEclipseは、必ずSDKを使用してください。
私は、MacOSX版をeclipse-SDK-3.4-macosx-carbon.tar.gzを
http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/drops/R-3.4-200806172000/macPlatform.php
からダウンロードしました。
*** Eclipse Pluginの便利な管理方法 [#ycaf189b]
Eclipseのバージョンを変える毎にお気に入りのPluginを入れ直すのが大変だと感じた
ことはありませんか?
私も何度も嫌な思いをしました。
[[Eclipse環境を管理する>http://www.ibm.com/developerworks/jp/opensource/library/os-ecl-manage/index.html]]にプラグインを別フォルダで管理する方法が紹介されていましたので
これを使います。
ホームディレクトリ(以下<HOME>と記す)にlocal/eclipse-pluginsとディレクトリを作成します。
その中に
- eclipse/
-- .eclipseextension
-- features/
-- plugins/
を配置します。最後に/が付いているものはディレクトリです。
.eclipseextensionには、以下の内容を記述します。versionには、現在使っているEclipseのバージョンを記入しました。
#pre{{
.eclipseextension
id=org.eclipse.platform name=Eclipse Platform
version=3.2.1
}}
以下の手順で、eclipse-pluginのロケーションをProduct Configurationに追加します。
- EclipseのHelp>Software Updates>Manage Configuration...を選択します
- EclipseSDKを選択して右クリックし、Add>Extension Location...を選択します
- eclipse-pluginをBrowseして選択します(下図参照)
&ref(ProductConfiguration.jpg);
これで、eclipse-pluginのプラグインも使えるようになりました。
後は、普段良く使うPluginをeclipse-plugin/eclipse/以下のplugins, featuresにコピーします。
私は、以下のものを入れています。
- DbEdit
- EclipseSHell
- Subversion SVN Team Provider
- プロパティエディタ
*** Eclipse 3.4には、Manage Configuration...がない [#da952415]
困ったことにclipse 3.4のHelp>Software UpdatesにはManage Configuration...のサブメニューがありません。
ネットで調べたところ、以下の手順で古いバージョンのSoftware Updatesも使えるようになります。
- Preferencesを選択し、General>Capabilitiesの画面で、Classic Updateのチェックマークを付けます
*** おまたせPydevのインストール [#nefed61f]
これで、ようやくPydevのインストールができるようになりました。
pydevのインストールには新しいSoftware Updatesを使用します((依存しているパッケージも自動的にインストールしてくれるので楽です))
- Add Site...ボタンで、Locationにhttp://pydev.sourceforge.net/updates/を入力します
*** PyDevの設定 [#z267185d]
Preferencesを選択し、Pydevの矢印をクリックすると、図のように
&ref(PyDevPreference.jpg);
- Interpreter - Jython
- Interpreter - Python
の項目がでてきます。
ここで、New...ボタンを押して
- Jythonに対し、<HOME>/local/jython2.2.1/jython.jar
- Pythonに対し、/usr/local/bin/python
を指定します。
これでPyDevのインストールは、完了しました。
** コメント [#tbf261fc]
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