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2008/01/11からのアクセス回数 12983

アイロンを使ったプリント基板の作成

 小さな基板に対してeagleを使ってプリントパターンを作成した場合、感光基盤を小さく切断するのは難しい。 そこで、銅箔板にアイロンを使ってパターンを転写するPress-n-Peel Blueというシートを使用する。 「アイロン」と「プリント基板」でGoogleを検索すると次のページが見つかる。

http://www.try-net.or.jp/~el_dream/clock/seven_a/clock1/TransferFilm.html

 私は、Techniks. Incに直接注文して、英文レターサイズ20枚入り$30(+送料$21.42)を注文した。注文して1週間で届いた。

 日本でも『有限会社スマイルトレーディング』で取り扱っているが、1枚500円と割高である。 http://www.pcb-materials.com/

また、Press-n-Peel Blueの使い方が日本語で詳しく掲載されているサイトも http://www.smiletrading.com/PnP/Pnp.htm ある。

 I.Tさんのように基板に合わせてPress-n-Peel Blueを細かく切って使えば、感光基板よりも経済的で簡単です。

プリントパターンをPress-n-Peel Blueに印刷

 eagleのフリー板で作成できる大きさは100mm×80mmです。 感光基板では、サンハヤトの10Kとほぼ同じサイズです。

# Eagleで作成したプリント基板パターンをA5サイズに印刷する

# 同じサイズの紙に基板よりも1cm程度大きめに切ったPress-n-Peel Blueをざらざらした面が印刷面になるようにスコッチテープで貼りつけ、レーザープリンタで印刷する 注意)印刷面を銅箔面に転写するので、プリントパターンをミラー転写して印刷する

image096.jpg

アイロンで転写

# 銅板の指紋を洗剤とステンレスたわしで落とす

ref(image097.jpg);

# 印刷面を銅箔板の基板に直接接するように合わせ、スコッチテープで動かないように仮止めする

# スチームのない、家庭用アイロンで中温から高温の温度に設定し、1分から数分押さえる(基板のサイズによって変化する)

image098.jpg

# 少しさめたら、冷水で基板を冷やし、Press-n-Peel Blueを剥がす

image099.jpg

後は、エッチングを行い、

image100.jpg

になる。 少しずれているが、初めてにしては上出来である。

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