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2013/05/12からのアクセス回数 28772

通勤時間を利用してManningのArduino in Actionを読み終わったので、その紹介と日本では入手困難な 部品の代替方法を説明します。

Arduino in Action は分かりやすく書かれたArduinoの教材です。 *1

3章 入力と出力

著者のJordan Hochenbaumさんが、Arduinoを使った新しい音楽楽器を作る研究をされているため、 所々に音を使った例が挿入されています。

アナログ入力

Arduinoとブレッドボードはとても相性がよく、ブレッドボード用の部品も多く販売されています。 最初の例題で使うアナログ入力では10KΩの半固定抵抗を使いますが、 スイッチサイエンスからブレッドボードにそのままささる、 つまみの大きい半固定抵抗 10KΩ が販売されているので、1個あると便利です。

10K.png

さっそく図3.3にある回路をブレッドボードに組んでみましょう。

Fig3_3.png

組み上がったブレッドボードは、以下の通りです。 Atmega32U4とArduinoのピン番号の対応は、Arduino/ATmega32UのArduino化を参考にしてください。

Bread3_3.png

スケッチを描いて、動かしてみよう

早速例題のスケッチを入力して、動かしてみます。

// 3.1 Time to get analog
int  sensorPin = A0;
int  sensorValue = 0;

void setup() {
  Serial.begin(9600);
  while (!Serial) {
    ; // wait for serial port to connect. Needed for Leonardo only
  } 
}

void loop() {
  if (Serial) {
    sensorValue = analogRead(sensorPin);
    Serial.print("Sensor = ");
    Serial.println(sensorValue, DEC);
    delay(1000);
  }
}

Arduino IDEのツールメニューからシリアルモニターを選択すると入力ピンの電圧が0から1023の間の 値として表示されます。

Out3_3.png

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(Input image string)

*1 まだMEAPというプレ・リリース版ですが、もうすぐ正式版がでると思います。月に1回程度の半額セールで購入するとお得です

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