[[Arduino勉強会]]

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** バッテリーシールドを作る [#ud0e6045]
[[作って遊べるArduino互換機 >http://www.amazon.co.jp/dp/4883378802/]]
でも最初に紹介されているのがバッテリー(移動用電源)シールドです。

これまであまり必要性を感じていなかったのですが、作ってみると「あると便利だなぁ」
と感じました。

&ref(battery_shield_I2cLCD.png);


バッテリーシールドの回路を
[[作って遊べるArduino互換機 >http://www.amazon.co.jp/dp/4883378802/]]
図5−4から引用します。

&ref(battery_shield_sch.png);


*** 必要な部品 [#c08471ad]
lbeDuinoは、3.3Vで動くので、HT7750Aの代わりにHT7733Aを使用しました。
データシートの回路はHT7750Aと同じでした。

| 品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |h
| DC/DCコンバータ HT7733A | I-02799 | 1 |  4個入り |
| 整流用ショットキーダイオード 1S4 | I-00127 | 1 |  |
| 電解コンデンサー47μF | P-03120 | 1 | |
| 電解コンデンサー22μF | P-03177 | 1 | 今回は10μFを2個で代用 |
| 積層セラミックコンデンサー0.1μF | P-04064 | 1 | 10個入り |
| 小型スライドスイッチ | P-02736 | 1 | 4個入り |
| インダクター(47μH1.2A) | P-04047 | 1 | 4個入り|
| 電池ボックス 単4x2本用 | P-02245 | 1 | |
| ピンソケット 1x6 | C-04045 | 2 | |
| ピンソケット 1x8 | C-04046 | 2 | |
| 両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板 Cタイプ | P-00189 | 1 | |


*** テクノペンで配線 [#z30e8567]

lbeDuinoをユニバーサル基板のCタイプと同じサイズにしたのには、
[[テクノペン>http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-06356/]]
を使って配線したいと考えていました。
((テクノペンは、冷蔵庫で保管して下さい))


秋月から両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板の画像をダウンロードし、プリンターで印刷した紙に回路を
描いて、テクノペンで同じようになぞって、ドライヤーで乾燥(稼働中のファンヒーターで代用)すると基板の完成です。


&ref(technopen.png);




*** 部品を付けたバッテリーシールド [#aa5aeadc]
基板に部品をハンダ付けして、完成したバッテリーシールドです。


&ref(battery_shield.png);




*** 電池1本でも大丈夫 [#b9266aa6]
データシートに0.7Vから変換するとあったので、電池1本で試してみました。


当たり前ですが、ちゃんと3.3Vがでています。これなら電池付きの試作に使えます。


&ref(one_battery.png);


** I2C LCDとボタンの入出力シールド [#k0809038]
lbeDuinoの基板では、通常のLCDは載らないので、
[[ストロベリーリナックスのI2C LCD>https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=27001]]
を使って入出力シールドを作ります。
((変換基板でユニバーサル基板で使えるようになっているのがありがたい))


必要な部品は以下の通りです。
((抵抗は、470Ω、1KΩ、4.7KΩ、10KΩを買っておくと便利です))

| 品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |h
| I2C低電圧キャラクタ液晶モジュール(16x2行) |  | 1 |  ストロベリーリナックス |
| タクトスイッチ(白)| P-03648 | 1 | |
| タクトスイッチ(黒)| P-03647 | 1 | |
| 抵抗4.7KΩ| R-25472 | 2 | 100本入り |

*** ピン配置 [#xa76f29a]
最初に部品の配置と接続するピンを決め、ジャンパーする線を探します。
以下のスケッチの青線がジャンパー線です。

&ref(I2cLCDShield_sketch.png);



*** ブレッドボードで動作を確認 [#b6a85956]
回路が正しく動くかブレッドボードで確認します。



&ref(I2cLCDShield_brd.png);



テストに使うプログラムI2cLCDShield.cppは、以下の通りです。


#pre{{
#include "lbed.h"
#include "AQCM0802.h"

// D13番ピンにLEDを接続
DigitalOut     led(D13);
// D8番ピンSDA, D9番ピンSCL
AQCM0802     lcd(D8, D9);
// タクトスイッチ
DigitalIn     sw1(D2);
DigitalIn     sw2(D3);

void setup() {
     sw1.mode(PullUp);
     sw2.mode(PullUp);
     lcd.setup();
     lcd.print("I2C LCD");
}

void loop() {
     led = !led;
     lcd.locate(0, 1);
     if (!sw1) {
          lcd.print("SW1 On ");
     }
     else if (!sw2) {
          lcd.print("SW2 On ");
     }
     else {
          lcd.print("All Off");
     }
     wait_ms(1000);
}
}}


*** ユニバーサル基板の配線パターン [#l79b4833]
次に秋月の両面ユニバーサル基板の画像に配線図を書き込みます。


&ref(I2cLCDShield_pattern.png);



*** 部品を載せて完成 [#v2482fee]
テクノペンで描いた配線の上から部品の載せます。
タクトスイッチを押すと下の行にSW1 Onと表示します。


&ref(I2cLCDShield_Test.png);




** コメント [#dfc025b7]
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