[[Arduino勉強会]] #contents 2015/01/25からのアクセス回数 &counter; ** バッテリーシールドを作る [#ud0e6045] [[作って遊べるArduino互換機 >http://www.amazon.co.jp/dp/4883378802/]] でも最初に紹介されているのがバッテリー(移動用電源)シールドです。 これまであまり必要性を感じていなかったのですが、作ってみると「あると便利だなぁ」 と感じました。 &ref(battery_shield_I2cLCD.png); バッテリーシールドの回路を [[作って遊べるArduino互換機 >http://www.amazon.co.jp/dp/4883378802/]] 図5−4から引用します。 &ref(battery_shield_sch.png); *** 必要な部品 [#c08471ad] lbeDuinoは、3.3Vで動くので、HT7750Aの代わりにHT7733Aを使用しました。 データシートの回路はHT7750Aと同じでした。 | 品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |h | DC/DCコンバータ HT7733A | I-02799 | 1 | 4個入り | | 整流用ショットキーダイオード 1S4 | I-00127 | 1 | | | 電解コンデンサー47μF | P-03120 | 1 | | | 電解コンデンサー22μF | P-03177 | 1 | 今回は10μFを2個で代用 | | 積層セラミックコンデンサー0.1μF | P-04064 | 1 | 10個入り | | 小型スライドスイッチ | P-02736 | 1 | 4個入り | | インダクター(47μH1.2A) | P-04047 | 1 | 4個入り| | 電池ボックス 単4x2本用 | P-02245 | 1 | | | ピンソケット 1x6 | C-04045 | 2 | | | ピンソケット 1x8 | C-04046 | 2 | | | 両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板 Cタイプ | P-00189 | 1 | | *** テクノペンで配線 [#z30e8567] lbeDuinoをユニバーサル基板のCタイプと同じサイズにしたのには、 [[テクノペン>http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-06356/]] を使って配線したいと考えていました。 ((テクノペンは、冷蔵庫で保管して下さい)) 秋月から両面スルホール・ガラス・ユニバーサル基板の画像をダウンロードし、プリンターで印刷した紙に回路を 描いて、テクノペンで同じようになぞって、ドライヤーで乾燥(稼働中のファンヒーターで代用)すると基板の完成です。 &ref(technopen.png); *** 部品を付けたバッテリーシールド [#aa5aeadc] 基板に部品をハンダ付けして、完成したバッテリーシールドです。 &ref(battery_shield.png); *** 電池1本でも大丈夫 [#b9266aa6] データシートに0.7Vから変換するとあったので、電池1本で試してみました。 当たり前ですが、ちゃんと3.3Vがでています。これなら電池付きの試作に使えます。 &ref(one_battery.png); ** I2C LCDとボタンの入出力シールド [#k0809038] lbeDuinoの基板では、通常のLCDは載らないので、 [[ストロベリーリナックスのI2C LCD>https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=27001]] を使って入出力シールドを作ります。 ((変換基板でユニバーサル基板で使えるようになっているのがありがたい)) 必要な部品は以下の通りです。 ((抵抗は、470Ω、1KΩ、4.7KΩ、10KΩを買っておくと便利です)) | 品名 | 秋月コード | 数量 | 備考 |h | I2C低電圧キャラクタ液晶モジュール(16x2行) | | 1 | ストロベリーリナックス | | タクトスイッチ(白)| P-03648 | 1 | | | タクトスイッチ(黒)| P-03647 | 1 | | | 抵抗4.7KΩ| R-25472 | 2 | 100本入り | *** ピン配置 [#xa76f29a] 最初に部品の配置と接続するピンを決め、ジャンパーする線を探します。 以下のスケッチの青線がジャンパー線です。 &ref(I2cLCDShield_sketch.png); *** ブレッドボードで動作を確認 [#b6a85956] 回路が正しく動くかブレッドボードで確認します。 &ref(I2cLCDShield_brd.png); テストに使うプログラムI2cLCDShield.cppは、以下の通りです。 #pre{{ #include "lbed.h" #include "AQCM0802.h" // D13番ピンにLEDを接続 DigitalOut led(D13); // D8番ピンSDA, D9番ピンSCL AQCM0802 lcd(D8, D9); // タクトスイッチ DigitalIn sw1(D2); DigitalIn sw2(D3); void setup() { sw1.mode(PullUp); sw2.mode(PullUp); lcd.setup(); lcd.print("I2C LCD"); } void loop() { led = !led; lcd.locate(0, 1); if (!sw1) { lcd.print("SW1 On "); } else if (!sw2) { lcd.print("SW2 On "); } else { lcd.print("All Off"); } wait_ms(1000); } }} *** ユニバーサル基板の配線パターン [#l79b4833] 次に秋月の両面ユニバーサル基板の画像に配線図を書き込みます。 &ref(I2cLCDShield_pattern.png); *** 部品を載せて完成 [#v2482fee] テクノペンで描いた配線の上から部品の載せます。 タクトスイッチを押すと下の行にSW1 Onと表示します。 &ref(I2cLCDShield_Test.png); ** コメント [#dfc025b7] #vote(おもしろかった[1],そうでもない[0],わかりずらい[0]) 皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。勉強会で分からなかったこと等、お気軽に問い合わせて下さい。 スパム防止に画像の文字列も入力してください。 #comment_kcaptcha