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2014/05/05からのアクセス回数 5707

74シリーズの代わりに使う

安曇野電子から、アルテラCPLD MAX3000Aを使ったモジュール AZMMAX3000AT1RB が販売されています。クリスタルも付いていないボードですが、両端のコネクターに 上下にピンを付けると、ブレッドボードに納まり、74HCシリーズの代わりに使えると 思って試してみました。

AZMMAX3000AT1RB.png

テスト用のブレッドボード

ボードのテストのために、LED2個とタクトスイッチ2個をブレッドボードに付けて 負論理で動作するようにしました。 TerasicBlasterのケーブルは、赤の線が1番ピンになるように接続します。

MAX3000_bread.png

プロジェクトの作成

アルテラのQuartus II 13.0.1を使って、プログラミングしていきます。

LEDとスイッチのテスト

最初は、スイッチを押すとLEDが点灯する例題です。 *1

`default_nettype none

module MAX2Ktop(
     input       wire [1:0]     SW_N,     // Switch (active low)
     output     wire [1:0]     LED_N     // LED
);
    
  // internal signal (active high)    
     wire [1:0]     sw;
     wire [1:0]     led;
  // active level conversion to positive logic 
     assign LED_N     = ~led;
     assign sw          = ~SW_N;
  // core module instantiation or additional logic
  assign led = sw;    
endmodule    

th_Device.jpg

th_Pin_Planner.jpg

th_Programmer.jpg

これで、書き込みは完了です。タクトスイッチを押すとLEDが点灯することを確認して下さい。

回路図を使って設計する

今度は、回路図使って設計する方法を使ってみます。

New_menu.png

すぐに、save asでsw2led_shm.bdfと保存します。

今度は、回路図で右クリック、symbol…を選択し、

Node Toolを使って以下のように結線します。

1st_schem.png

割り当てたピンは、回路図にも表示される。

2nd_schem.png

これで、部品がなくても、MAX3000Aを使って実験ができます。

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*1 この例は、MAX2Ktopで負論理の信号を正に変換しています。

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