Spring-MVC/ステップ・バイ・ステップ

2008/04/15からのアクセス回数 14497

AOPの用語の説明

AOPでは、聞き慣れない用語がたくさん出てきます。

ここでは、それらを簡潔に説明し、SpringでのAOPの特徴について説明します。

Aspect

Aspectとは、adviceとjoinpointの組み合わせを指定するモジュール単位です。

Advice

Adviceとは、pointcutによって指定されたjoinpointのどのタイミングで、どのような処理を 行うかを定義したものです。

Joinpoint

Joinpointとは、プログラムの実行時にAdviceの割り込ませることが可能なコード上の位置を示します。

Pointcut

Pointcutでは、adviceを適応するjoinpointの条件を指定します。

Spring AOPの使える箇所

pringのAOPは、プロキシーを使ってメソッドへの呼び出しを横取りするInterceptorとコンテナーのどの部分にInterceptorを適応するかを指定するAdvisorから構成されています。 従って、Springでは、fieldにはAspectを適応できません。

Spring でサポートされている adivceの種類を以下に示します。

adivceの種類インタフェース適応箇所
Beforeorg.springframework.aop.BeforeAdviceメソッドが呼び出される前
After-returingorg.springframework.aop.AfterReturningAdviceリターンの直前
After-throwingorg.springframework.aop.ThrowsAdvice例外を発行する直前
Aroundorg.aopalliance.intercept.MethodInterceptorメソッド呼び出しを横取りする
Introductionorg.springframework.aop.IntroductionInterceptorInterceptorを使って新たなInterfaceを導入する

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