[[FrontPage]] 2011/02/06 からのアクセス回数 &counter; #contents ** はじめに [#g593bfb6] [[ARMマイコン>http://www.amazon.co.jp/dp/B004AX9QWG/]] で、「ARMマイコンパーフェクト学習基板」のUSB HIDの作り方が紹介されて いましたので、オープンソースのHIDライブラリであるlibhidを 使ってオリジナルのHIDにアクセスする方法を紹介します。 ** ARMマイコンパーフェクト学習基板のHIDを作成 [#j794d453] [[ARMマイコン>http://www.amazon.co.jp/dp/B004AX9QWG/]] では、HID作成のポイントとなるソースは公開されていますが、 全ソースがありません。 *** LPC Xpressoの例題を使う [#c6f310b0] スタートポイントは、LPC Xpressoに付属するLPC13xxのサンプル プログラムから、usbhid_romプロジェクトをインポートします。 このusbhidrom_main.cを以下のように変更します。 - &ref(usbhidrom_main.c); *** LPC Xpressoでバイナリファイルを作成する方法 [#u3801e73] LPC Xpressoでは、そのままではARMマイコンパーエフェクト基板に書き込むための、 バイナリファイルが作成されません。 これが本当のやり方とは思いませんが、私の方法を紹介します。 - CodeBaseに付いてきたlpcrc.exeをLPC Xpressoのbinフォルダにコピー - プロジェクトのPropertiesのC/C++ BuildのSettingを選択し、Build Stepsタグの Post-build stepsに以下のコマンドをセット(実際には1行で指定) #pre{{ arm-none-eabi-size ${BuildArtifactFileName}; arm-none-eabi-objcopy -O binary ${BuildArtifactFileName} ${BuildArtifactFileBaseName}.bin; lpcrc ${BuildArtifactFileBaseName}.bin }} できあがった、binファイルをARMマイコンパーフェクト学習基板にコピーします。 *** 動作確認 [#nf97b040] usbhid_romサンプルには、確認のためのデモプログラム(HID Demonstration.exe)が入っています。 これを起動し、LED1をチェックすると基板のLEDが点灯し、INPUTnの色が緑に変わって 変化すればOKです。 &ref(Demo_prog.png); ** コメント [#wa396b55] この記事は、 #vote(おもしろかった[0],そうでもない[0],わかりずらい[0]) 皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。 #comment_kcaptcha