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2013/07/14からのアクセス回数 6758

LPCXpressoでmbedライクなクラスライブラリlbedを作る

このページは、そらみみの声に IDEを使わずにLPCXpresso LPC1768のプログラムを開発する というブログにLPC1768用のmbed互換ライブラリの作成記事が動機付けとなりました。

Raspberry Piにmbedライクなクラスライブラリ を作っていろんなセンサーと接続したり、 Arduino in Actionのお復習いをしていると、これらのクラスライブラリはもはや デファクトスタンダードとなっており、mbedやArduinoのクラスライブリーを使った 多くのサンプルユーザライブラリーが簡単に利用でき、すぐに実験ができるようになりました。

今まで、LPCXpressoではC++の開発ができないと思い込み諦めていたのですが、 マイコン風雲録のLPCXpressoで「C++プロジェクト」を作る方法 を読んで、 LPC1114FN28 *1 のmbedライクなライブラリを作ってみようと思いました。

最終的な目標は、LPC1114FN28でMarry基板用のOLEDを制御することです。

oledWithLbed.png

サンプルプログラムを利用する

ここで、紹介するmbedライクなライブラリ(lbed)は、完璧なライブラリを提供するのではなく、 様々なチップのサンプルプログラムを使ってmbedのようなインタフェースを持つクラスライブラリ を構築する手順を紹介することが目的です。

LPC1114FN28の本格的なクラスライブラリーをお探しの方は、 Lynx-EyEDの電音鍵盤 新館 を参考にされると良いでしょう。

ピンの配置

MyARMは、できるだけピンの配置をmbedと合わせるように作られています。

ピンの番号付けは、mbedにならって左端から反時計回りに1番から40番まで番号付けしました。

pin_layout.png

p5からp30までは、LBED_LPC11xx/inc/PinNames.hで実際のビン番号にマップされています。

ライブラリの構築

以下に順次ライブラリの構築手順を書いていきますので、参考にして下さい。

最新版のソース

以下に最新版のソースファイル(プロジェクト一式)を添付します。

2013/07/20にGithubにlbedを登録しました。

コメント


(Input image string)

*1 秋月でなんと110円です、トラ技の2012/10号で付録についてきたチップです

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