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2012/03/08からのアクセス回数 &counter;

** 動機 [#vbcfbfa8]
インターフェース2011/12号にMATLABの特集があったので、Sageでoctaveを動かして
みたいと思ってインストールすることにしました。

バイナリもあり、簡単化と思ったらQtOctaveのマック版は起動後すぐにエラーがでたり、
バイナリのoctaveのプロットが上手くできませんでした。

MacPortsでもインストール順序とバージョンを調整して、やっと動くようになったので、
忘れないうちにメモすることにしました。

** MacPortsのインストール順序 [#a02e9a79]
単にQtOctaveをインストールするとgnuplotのところでエラーとなってしまいます。
また、octaveのバージョンが画像処理パッケージと合っていないため、octave-devel
版をインストールしました。

インストールの手順は以下の通りです。

#pre{{
$ sudo port install gnuplot
$ sudo port install octave-devel
$ sudo port install qtoctave-mac
}}

** さくらVPSへのoctaveのインストール [#u2d60d37]
sageからoctaveを使えるようにするために、さくらVPSにoctaveをインストールしました。

ソースからのインストールも試みましたが、原因不明でcoreダンプします。

そこで、以下の手順で既存のパッケージからのインストールを行いました。
#pre{{
$ sudo rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
$ sudo yum install octave-devel octave-forge
}}

*** 最新のバージョンをソースから作成する [#za1d6ada]
signal等いつくかのパッケージが古くてMacとの互換性が保てないため、最新のバージョン
をソースから作成することにしました。

最初は、Mac版と同じoctave-3.4.3にしたのですが、作成されたバイナリが突然セグメンテーション
違反で落ちてしまいました。

ネットで調べたところ、最新の3.6.1ではCentOS 5.5でも落ちなくなったみたいなので、
このバージョンで作成することにしました。

手順は以下の通りです。
- ドキュメントの作成でエラーになるので、--enable-docs=noとします
- curlのバージョンが古いみたいでの、使わないように--without-curlとします


#pre{{
$ cd ~/src
$ wget ftp://ftp.gnu.org/gnu/octave/octave-3.6.1.tar.gz
$ tar xzf octave-3.6.1.tar.gz
$ cd octave-3.6.1
$ ./configure --without-curl' '--enable-docs=no
$ make
$ make check
}}

問題なければ、インストールします。((私の場合、sqrmts.ccで1カ所FAILになりました))

#pre{{
$ sudo make install
$ make clean
}}

アンインストールする場合のために、ソースは残しておきます。
削除する場合には、以下の様に行います。
#pre{{
$ sudo make uninstall
}}

** コメント [#q044caa4]
#vote(おもしろかった,そうでもない,わかりずらい)

皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。
- さくらVPSでのoctaveのインストール方法を追加 -- [[竹本 浩]] &new{2012-03-25 (日) 19:04:42};

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