[[FrontPage]] #contents 2009/11/12からのアクセス回数 &counter; ** グラフの使い方 [#h8082ab7] sageでのグラフの使い方について、説明します。 [[レファレンスマニュアル >http://sagemath.com/doc/reference/sage/plot/plot.html]] を参考にしながら見てください。 ** 基本図形 [#e249f7f6] 計算結果の表示の他に、補足説明などのために基本図形を表示したい場合があります。 以下によく使う基本図形 - 円: circle - 文字列: text - 線: line - 点: point - ポリゴン: poligon を示します。 *** 円 [#w0c359f8] 円は以下のように表示します。 circle((座標), 半径) circleの例を以下に示します。座標は原点(0, 0)、半径は1です。 sage入力: #pre{{ circle((0,0), 1) }} &ref(sage0.png); *** 文字列 [#wb166a68] 次に文字列textです。表示する文字列には、$で囲んでlatexの数式を表示することもできます。残念ながら日本語は文字化けしてしてしまいます。 textは以下の形式で使用します。文字列の中心が指定した座標になるようにプロットされます。 text(文字列, (座標)) textの例を以下に示します。原点近くで日本語文字が化けています。 sage入力: #pre{{ text('test', (1, 1)) + text('$f(x) = x^2 + 1$', (0.5,0.5))+text('テスト', (0,0)) }} &ref(sage0-1.png); *** 線 [#t6e1a619] 線(line)は、指定された座標のリストを線で結びます。 lineの使い方は、簡単です。 line([(開始座標), (終了座標)]) *** 点 [#n646d18a] これまで、説明しないで使ってきた点(point)です。 point((座標), オプション属性(pointsize, rgccolor, facetedがよく使われます)) 以下に例を示します。日本語が使えないため、タイトルをhtml関数で先に表示し、その後に図形を表示します。 show関数で表示領域を指定し、すべての図形が表示されるようにします。 sage入力: #pre{{ html('<center>テスト</center>') c = circle((0.5,0.5), 1) l = line([(0,0), (1, 1)]) pt = point((0.5, 0.5), rgbcolor='white', pointsize=30, faceted=True) (c + l + pt).show(xmin=-1, xmax=2) }} &ref(sage0-2.png); *** ポリゴンの塗りつぶし [#a84f01be] polygon関数を使うとリストで指定した座標の図形を塗りつぶします。 sage入力: #pre{{ polygon([(0,0), (1,1), (0,1)]) }} &ref(sage0-3.png); ** コメント [#v5b24d6e] #vote(おもしろかった,そうでもない,わかりずらい) 皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。 #comment_kcaptcha