混合ガウス分布の最尤推定問題をEMアルゴリズムで解いてみます。
ここで紹介するのは、PRMLの図9.8、
テストデータには、Old Faithful間欠泉データをX-Y平面に-2.5から2.5の範囲に正規化したものを使用します。
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混合ガウス分布のEMアルゴリズムは、以下の通りです。
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平均の初期値を$\mu_1 = (-1.5, 0.5), \mu_2 = (1.5, -0.5)$、 分散の初期値を0.5として、 計算した結果を以下に示します。
図9.8に近い結果を得ることができました。
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平均の初期値が図9.8と少しずれていたので、$\mu_1 = (-1.5, 1.0), \mu_2 = (1.5, -1.0)$ としたところ、途中まで上手く計算していたのですが、L=20回目がまったく異なる結果になってしまい ました。
混合密度ネットワークの時のように混合ガウス分布のEMアルゴリズムもμの初期値に依存するのでは ないかと思います。
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