Excelを使った動物占い

目次

Last modified: Wed Mar 30 23:11:46 JST 2005

1 動物占いの規則

動物占いの元本として、血液型別動物キャラナビを使うことにする。この本は、動物キャラクタを検索する各種テーブルが充実し、相互の関係を分析するには非常に都合が良い。

1.1 動物キャラクターを見つける

「動物キャラナビキャラクター換算表および対応表の見方」をみると１９８５年５月１５日生まれの人の場合の例として、

1. 1985年5月の数値を６０分類キャラクター換算表で確認する→36となる
2. その数に生まれた日（１５日）の数を足す→36+15=51となる
3. これでキャラクター番号が得られる。合計が６１以上になる場合には、合計から６０を引く

とある。１９８５年の動物キャラナビキャラクター換算表を見ると

とある。ここで、Excelの登場となる。６０分類の計算方式からキャラクタは６０日周期で割り当てられていると推測できるので、Excelで以下のように1985年1月1日との日数の差を計算し、それを６０で割った余りを求めると、次のようになる。

この表の作成は非常に簡単である。

1. A2に1985/1/1と入力し、A3に1985/2/1と入力した後、A2からA13を選択し、編集メニューから「連続データの作成」を選択する。
2. B3, C3に次の様に計算式を入力し、B3からC13を選択し、編集メニューから「下方向へコピー」を選択する。
   

これで、キャラクタ番号は、６０日周期であることが確認できた。

2 動物キャラクタの特性

図を眺めてみるリズム,３分類の出現にある特徴があることが分かる。⁽¹⁾リズムは、リズム番号が１０個毎に1, 6, 2, 7, 3, 8, 4, 9, 5, 10を繰り返し、分類も３０個で分類Noが同じになっている。動物番号について「循環」、「指向」と「脳」に明確な規則が見て取れる。これらの特徴については、特許となっているため、血液型別動物キャラナビを参照されたい。

3 動物キャラクタシートの作成

動物キャラクタ番号の周期から生年月日から動物キャラクタを検索するシートを作成する。

次の手順で動物キャラクタ番号を計算する

1. 生年月日から1985年1月1日との日数の差を計算する
2. MOD（日数の差+36, 60)+1を計算する
3. 動物キャラクタテーブルを定義する
4. 動物キャラクタ番号から動物、キャラクタ、リズム、分類を求める

生年月日から1985年1月1日との日数の差を計算

動物キャラクタ計算シートのB2に=MOD(A2-DATE(1985,1,1)+36,60)+1と入力する

動物キャラクタテーブルの定義

「挿入」→「名前」→「定義」を選択し、キャラクタ分類表の定義のように「キャラクタ分類表」を=キャラクタ分類!$A$2:$H$61と定義する

動物、キャラクタ、リズム、分類を計算

VLOOKUP関数を使って動物キャラクタ番号から動物、キャラクタ、リズム、分類を計算する。動物キャラクタ計算シートの５行目を参照。

これで、A2のセルに誕生日をyyyy/mm/ddの形式で入力すると動物キャラクタが求まる。

入力が面倒な人のために、作成済みのExcelシートをここからダウンロード可能である。

4 完全版動物キャラクタ

血液型別動物キャラナビには、動物キャラクタ番号の他に表面、意志をベースとした血液相性が紹介されている。動物キャラクタ番号と同様にその特性を求め、Excelのシートで計算できるようにした完成版をここからダウンロードできるようにした。

完全版動物キャラクタの画面を以下に示す。

完成版では旧暦の二十四節気を使って意志のキーを計算しているため、高野氏http://www.vector.co.jp/soft/dos/personal/se016093.htmlの旧暦計算サンプルプログラムをExcelのVBAに移植したMasayuki Kanari氏http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se243537.html?gのVBAを使用しているため、Excelのセキュリティレベルを「中」にセットし、Excelのブックファイルを開く時マクロを有効にする必要がある。

参考文献