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2013/11/24からのアクセス回数 4299

LaunchPad SPIモジュール

LM4F120Fには、3個のSSI*1モジュールが搭載されており、それぞれssi0~ssi2となっています。

今回は、Dポートに接続されているssi1を使ってArduinoのSPIスレーブと通信して、動作を確認しました。

SSI関連のAPIについては、

[[同期シリアル・インターフェイス>http://ja.processors.wiki.ti.com/index.php/%E5%90%8C%E6%9C%9F%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B9(SSI)-StellarisWare_PDLUG(Japanese)#SSIConfigSetExpClk

に日本語の説明がでていますので、参考にしてください。

SPI接続の結線

LaunchPadのピンは、以下の様になっています。

Arduinoのピンは、以下のピンを使用します。

AdruinoとLaunchPadの結線は、以下の様になっています。

SPI_setting.png

Arduinoのスレーブモジュール

Arduino側のスレーブモジュールには、arduino_spi_slave.pdeのスケッチを使用しました。 詳しくは、raspberrypi/SPIを試すを参照してください。

Hello worldを送る

テストプログラムは、Hello Worldの後に改行を加えた文字列をArduinoに送ります。

SPITutorial.cppは、以下の様にしました。

#include "inc/hw_types.h"
#include "inc/hw_memmap.h"
#include "driverlib/sysctl.h"
#include "driverlib/gpio.h"
#include "driverlib/ssi.h"
#include "driverlib/pin_map.h"

int main(void) {
     char *pcChars = "Hello World\n";
     long lIdx;

    // The SSI1 peripheral and port D must be enabled for use.
    SysCtlPeripheralEnable(SYSCTL_PERIPH_SSI1);
    SysCtlPeripheralEnable(SYSCTL_PERIPH_GPIOD);

    // Configure the pin muxing for SSI1 functions on port D.
    GPIOPinConfigure(GPIO_PD0_SSI1CLK);
    GPIOPinConfigure(GPIO_PD2_SSI1RX);
    GPIOPinConfigure(GPIO_PD3_SSI1TX);
     GPIOPinTypeGPIOOutput(GPIO_PORTD_BASE, GPIO_PIN_1);
    GPIOPinTypeSSI(GPIO_PORTD_BASE, GPIO_PIN_0 | GPIO_PIN_2 | GPIO_PIN_3);

     // SSI を設定します。
     SSIClockSourceSet(SSI1_BASE, SSI_CLOCK_SYSTEM);
     SSIConfigSetExpClk(SSI1_BASE, SysCtlClockGet(), SSI_FRF_MOTO_MODE_0,
               SSI_MODE_MASTER, 500000, 8);
     // SSI モジュールをイネーブルします。
     SSIEnable(SSI1_BASE);

     // データを送信します。
     lIdx = 0;
     while (pcChars[lIdx]) {
          SSIDataPut(SSI1_BASE, pcChars[lIdx++]);
          while (SSIBusy(SSI1_BASE))
               continue;
     }
}

動作確認

LauchPadのプログラムを動かす前に、ArduionoのIDEメニューで「ツール」→「シリアルモニター」を選択し、ボーレートを115200 bpsにセットします。

それからLauchPadのプログラムを起動します。

Arduinoのシリアルモニターに以下の様にHello Worldが出れば完成です。

spi_test_out.png

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(Input image string)

*1 SPIと同様の機能を持つ同期シリアル・インターフェイス

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