2013/11/24からのアクセス回数 4431 LaunchPad SPIモジュール †LM4F120Fには、3個のSSI*1モジュールが搭載されており、それぞれssi0~ssi2となっています。 今回は、Dポートに接続されているssi1を使ってArduinoのSPIスレーブと通信して、動作を確認しました。 SSI関連のAPIについては、 同期シリアル・インターフェイ に日本語の説明がでていますので、参考にしてください。 SPI接続の結線 †LaunchPadのピンは、以下の様になっています。
Arduinoのピンは、以下のピンを使用します。
AdruinoとLaunchPadの結線は、以下の様になっています。 Arduinoのスレーブモジュール †Arduino側のスレーブモジュールには、arduino_spi_slave.pdeのスケッチを使用しました。 詳しくは、raspberrypi/SPIを試すを参照してください。 Hello worldを送る †テストプログラムは、Hello Worldの後に改行を加えた文字列をArduinoに送ります。 SPITutorial.cppは、以下の様にしました。 #include "inc/hw_types.h" #include "inc/hw_memmap.h" #include "driverlib/sysctl.h" #include "driverlib/gpio.h" #include "driverlib/ssi.h" #include "driverlib/pin_map.h" int main(void) { char *pcChars = "Hello World\n"; long lIdx; // The SSI1 peripheral and port D must be enabled for use. SysCtlPeripheralEnable(SYSCTL_PERIPH_SSI1); SysCtlPeripheralEnable(SYSCTL_PERIPH_GPIOD); // Configure the pin muxing for SSI1 functions on port D. GPIOPinConfigure(GPIO_PD0_SSI1CLK); GPIOPinConfigure(GPIO_PD2_SSI1RX); GPIOPinConfigure(GPIO_PD3_SSI1TX); GPIOPinTypeGPIOOutput(GPIO_PORTD_BASE, GPIO_PIN_1); GPIOPinTypeSSI(GPIO_PORTD_BASE, GPIO_PIN_0 | GPIO_PIN_2 | GPIO_PIN_3); // SSI を設定します。 SSIClockSourceSet(SSI1_BASE, SSI_CLOCK_SYSTEM); SSIConfigSetExpClk(SSI1_BASE, SysCtlClockGet(), SSI_FRF_MOTO_MODE_0, SSI_MODE_MASTER, 500000, 8); // SSI モジュールをイネーブルします。 SSIEnable(SSI1_BASE); // データを送信します。 lIdx = 0; while (pcChars[lIdx]) { SSIDataPut(SSI1_BASE, pcChars[lIdx++]); while (SSIBusy(SSI1_BASE)) continue; } } 動作確認 †LauchPadのプログラムを動かす前に、ArduionoのIDEメニューで「ツール」→「シリアルモニター」を選択し、ボーレートを115200 bpsにセットします。 それからLauchPadのプログラムを起動します。 Arduinoのシリアルモニターに以下の様にHello Worldが出れば完成です。 コメント †皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。 Tweet |