[[FrontPage]] #contents 2011/09/27からのアクセス回数 &counter; ** トラ技オフ会のコメント [#s70c550b] 2011年9月9日のトラ技オフ会でCQ出版の上村さまより、「ARMマイコンパーフェクト学習基板」ではなく、 LPCXPresso 1343でできないかとのコメントを頂きました。 ここでは、USB HIDをLPCXpressoで実装する手順を紹介します。 ** XPresso 1343にUSBコネクタを接続 [#r75b1f74] 調べたところ、LPCXPresso 1343基板でUSB HIDデバイスを実装する場合、 &ref(USB接続図.png); のように別途基板にUSBコネクタと抵抗を付ける必要があります。 そこで、以下のようにボードのスペースにUSBコネクタを接続しました。 &ref(XPresso_ver.png); ** CodeBaseの移植 [#ae2d990c] LPCXPresso 1343の場合CodeRedの開発環境が提供されているので、 これにLPC 1343用ライブラリのCodeBaseを以下の手順で移植します。 - CodeBaseのヘッダファイルをincフォルダにまとめます - ソースは、そのままsrc以下にコピー - C/C++ Buildの設定 -- MCU C Compiler:Directoriesにincを追加 -- MCU C Compiler:TargetのUse header for C library Newlibに変更 -- MCU Linker: TargetのUse C libraryをNo librariesに変更 します。 ** アプリケーションの作成手順 [#h648c20e] 通常のアプリケーションは、Debug Buildで問題ありませんが、USBのHIDデバイスを作成する場合、 - Release Buildでアプリケーションを作成し、 - Program Flashでフラッシュメモリに書き込む という手順をしないと正しくアプリケーションが動作しません。 ** LPCXPresso 1343のソース [#d2f95563] 以下にLPCXPresso用のプロジェクトファイル一式をアップします。 - &ref(HID_Expresso.zip); ** QuickStart Boardもお薦め [#v869844c] USBコネクタの半田付けが面倒という方には、 [[QuickStart Board>http://www.embeddedartists.com/products/boards/lpc1343_qsb.php]] &ref(QuickStart_Board.png); がお薦めです。((DigiKeyから購入しました)) ** PC側の制御プログラム [#qf22fcc8] PC側の制御プログラムは、[[arm/JavaからUSB HIDデバイスを制御する]]と同じものを使用しました。 ** コメント [#yf47a368] #vote(おもしろかった[0],そうでもない[0],わかりずらい[1]) 皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。 #comment_kcaptcha