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トラ技オフ会のコメント

このページの記事は、arm/JavaからARMマイコンパーフェクト学習基板にアクセスに対する以下のコメントから始まりました。詳しくは先の記事をご覧下さい。

2011年9月9日のトラ技オフ会でCQ出版の上村さまより、「ARMマイコンパーフェクト学習基板」ではなく、 LPCXPresso 1343でできないかとのコメントを頂きました。

ここでは、USB HIDをLPCXpressoで実装する手順を紹介します。

XPresso 1343にUSBコネクタを接続

調べたところ、LPCXPresso 1343基板でUSB HIDデバイスを実装する場合、

USB接続図.png

のように別途基板にUSBコネクタと抵抗を付ける必要があります。

そこで、以下のようにボードのスペースにUSBコネクタを接続しました。

XPresso_ver.png

CodeBaseの移植

LPCXPresso 1343の場合CodeRedの開発環境が提供されているので、 これにLPC 1343用ライブラリのCodeBaseを以下の手順で移植します。

  • CodeBaseのヘッダファイルをincフォルダにまとめます
  • ソースは、そのままsrc以下にコピー
  • C/C++ Buildの設定
    • MCU C Compiler:Directoriesにincを追加
    • MCU C Compiler:TargetのUse header for C library Newlibに変更
    • MCU Linker: TargetのUse C libraryをNo librariesに変更

します。

アプリケーションの作成手順

通常のアプリケーションは、Debug Buildで問題ありませんが、USBのHIDデバイスを作成する場合、

  • Release Buildでアプリケーションを作成し、
  • Program Flashでフラッシュメモリに書き込む

という手順をしないと正しくアプリケーションが動作しません。

LPCXPresso 1343のソース

以下にLPCXPresso用のプロジェクトファイル一式をアップします。

QuickStart Boardもお薦め

USBコネクタの半田付けが面倒という方には、 QuickStart Board

QuickStart_Board.png

がお薦めです。*1

PC側の制御プログラム

PC側の制御プログラムは、arm/JavaからUSB HIDデバイスを制御すると同じものを使用しました。

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(Input image string)


*1 DigiKeyから購入しました

添付ファイル: fileQuickStart_Board.png 1276件 [詳細] fileHID_Expresso.zip 1401件 [詳細] fileUSB接続図.png 1437件 [詳細] fileXPresso_ver.png 1350件 [詳細]

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Last-modified: 2013-03-14 (木) 11:45:34 (4062d)
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