Arduino勉強会
2014/02/23からのアクセス回数 4468
第4回目の勉強会の資料です。
ProtoSnap Pro Miniボードをバラバラにする †
さあ、これまで難なく動いていたProtoSnap Pro Miniボードをバラバラにしてみましょう。
ボードから部品を切り離すときには、ニッパを使うと便利です。
*1

ピントソケット付ける †
ブレッドボードに組み立てる †
私は、シリアルボードのL字ピンの付ける面を間違えてしまいました。
上ではなく下に付けた方が使いやすいです!

ブレッドボードの配線は、以下の図をみてください。

動作確認 †
組み立てたボードがきちんと動くか確かめましょう。

Blinkをボードに書き込んでArduino Pro Miniのボードが動作するか見てみましょう。
ファイル→スケッチの例→01.Basics→Blinkを選択して、Arduinoに書き込んで緑のLEDが点滅することを確認してください。
Arduino Pro miniをブレッドボードに差す †
電源を入れる前に、もう一度ブレッドボードのVCCとGNDの位置が合っているか確認しましょう!
写真の赤い四角で囲まれたところがVCCのピンと合っているか確かめて下さい
順番に動作を確認します。
- 電源を入れます。先ほどのBlinkが同じように動くことを確認してください。
- カラーLEDの接続確認:pin2の値を、1個づつ5(緑)、6(青)、3(赤)に変えて書き込みLEDの点滅を確認してください。
int pin2 = 2;
- スイッチの確認:1回目に使ったスイッチのスケッチを使って動作を確かめてます。
int buttonPin = 7; // ボタンは 7番ピンにつながっています
int ledPin = 13; // LEDは 13番ピンにつながっています
int buttonStatus; // ボタンの状態を保持するための変数
void setup() {
pinMode(buttonPin, INPUT); // ボタンピンを入力として初期設定
pinMode(ledPin, OUTPUT); // LEDピンを出力として初期設定
}
void loop() {
/* 最初にボタンの状態を読み込みます
HIGH = ボタンが押されていない状態
LOW = ボタンが押されている状態 */
buttonStatus = digitalRead(buttonPin);
if (buttonStatus == LOW) {
digitalWrite(ledPin, HIGH); // ボタンが押されていたらLEDを点灯する
}
else {
digitalWrite(ledPin, LOW); // そうでなければLEDを消す
}
}
- スピーカー:スピーカーの例題を動かします。
// Tone
int toneDuration = 40; // 音のでる間隔(40ミリ秒)
int speakerPin = 2; //ブザーのピン番号
int index = 0; // 何番目の配列かを示す値(配列の添え字を求める)
char ch; // パソコンから読み込んだ文字(コード)
int tones[]={262,294,330,392,440}; // ド、レ、ミ、ソ、ラ
void setup() {
/* シリアル通信の速度を9600ボーにセットし、最初にHello…のメッセージを表示する */
Serial.begin(9600);
Serial.println("Input [1-5]!");
}
void loop() {
ch = Serial.read(); // パソコンから1文字読み込む
if (ch >= '1' && ch <= '5') { // 読み込んだ値が1から5の文字なら、音を鳴らす
index = ch - '1'; // 1の文字から0のインデックスを求めるために、'1'を引く
tone(speakerPin, tones[index], toneDuration);
}
delay(500); // 次の読み込みまで待つ
}
- 光センサー:同様に光センサーの例題を動かします。シリアルモニターがセンサーの値がでてくることを確認してください。
int lightPin = A0; // 光センサーはA0につながっている
int lightReading; // 光センサーからの値を保持する変数
void setup() {
/* シリアル通信の速度を9600ボーにセットし、最初にHello…のメッセージを表示する */
Serial.begin(9600);
Serial.println("Hello world, let's read some light sensors!");
}
void loop() {
lightReading = analogRead(lightPin); // 光センサーから値を読み込む
Serial.println(lightReading, DEC); // 読み込んだ値をシリアル通信を使ってシリアルモニターに送る
delay(250); // 次の読み込みまで待つ
}
温度センサーを使ってみる †
温度センサーには、いろんなタイプがあります。

LM35を使ってみる †
電圧を測るだけで、温度が分かるLM35はとても使いやすいセンサーです。

シリアルモニターの出力は、44から46の値が出ています。

テスターで電圧を測ってみると、以下の様に227.7mVとなりました。
温度は、22.7℃になります。
\( \frac{46}{1023} \times 4.78 V = 0.2149 V \)
Arduinoの出力した値も21.5℃と良い値を示しています。

半固定抵抗を使ってみる †
今度は、LM35の代わりにスイッチサイエンスからブレッドボードにそのままささる、
つまみの大きい半固定抵抗 10KΩ
を使ってみます。

先ほどと同じスケッチで動かしてみて下さい。
つまみを回すと値が0から1023に変わるのを確かめて下さい。
ハンダ付けの様子 †
参加者の皆さんが、ハンダ付けに挑戦している様子をアップします。

コメント †
皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。勉強会で分からなかったこと等、お気軽に問い合わせて下さい。
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- ブレッドボードの図に1本線が抜けているとご指摘を受け、修正しました。 -- 竹本 浩?