2011/07/15からのアクセス回数 4519 JAGSとは †JAGSは、Just Another Gibbs Samplerの略で、マルコフ連鎖モンテカルロ法の一つであるギブス・サンプラーです。 SageのRからJAGSを使うために、Mac OS X (Lion)とCentOS 5.7にJAGSをインストールした記録を忘備録として残しておきます。 Mac版 †Mac版のJAGSは、MacPortsとJAGSの本家の両方がありますが、SageのRから使う場合には、本家のバイナリでないとRのバッケージrjagsのコンパイルに失敗してしまいます。 バック版のバイナリ †次のサイトの http://sourceforge.net/projects/mcmc-jags/files/JAGS/3.x/Mac%20OS%20X/ から、 JAGS-3.1.0.dmg をダウンロードして、ダブルクリックするとJAGS 3.1.0uのパッケージが表示されますので、これを使ってインストールします。 Rパッケージのインストール †Rを起動して、コンソール画面で以下のコマンドを実行するとrjagsパッケージがインストールされます。 > install.packages('rjags') Sage4.8のRパッケージを追加する場合 †SageのRパッケージは、notebookからでもインストールできるのですが、rjagsはC++のプログラムをコンパイルしますので、ターミナルから以下のように実行してインストールします。(以下sageのインストールされているディレクトリをSAGE_ROOTと表します) $ SAGE_ROOT/sage -R > install.packages('rjags') ダウンロードサイト一覧がでますので、44番のJapan(Tokyo)を選択します。 Selection: 44 Sage5.8のソース版ならOK †最新のSage5.8は、最新のXCodeのGCCでコンパイルできるので、sage-5.8.tarをダウンロードし、ソースからSage-5.8を作ります。 以下の様にrjagsのソースかインストールするように指定しればインストールできます。 install.packages("rjags", type="source", configure.args="--with-jags-lib=/usr/local/lib \ --with-jags-include=/usr/local/include/JAGS --with-jags-modules=/usr/local/lib/JAGS/modules-3") コメント †皆様のご意見、ご希望をお待ちしております。
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