2014/05/10からのアクセス回数 6947 Sage Windows版の問題点 †Sageもバージョン6になってかなり使いやすくなったと思うのですが、 Windowsユーザにはあまり使われていません。 初期のバージョンのVM Playerのバージョンしか知らなかったので、 最新のVirtualBoxを使ったバージョンを試してみたところ、いろいろな問題が分かりました。
と思っていたら、今日調べたらsage-6.1.1.ovaが公開されていました。 ブラウザーが使えない †この問題は、VirtualBoxのネットワーク設定をNATからBridgeに変更することで解消します。 最初に起動してSageのNotebook画面がでたところで、以下の様に操作してください(画面はMac版で説明しています)。
ブラウザーから使えるようにする †起動後のNotebookの画面は、以下の様になっています。 ここで、New Worksheetをクリックして、四角で囲まれたところに、以下の様に入力して Evaluateボタンを押して下さい。 print os.popen("/sbin/ifconfig eth0").read() 以下の様な結果が出力されます。 eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 08:00:27:26:71:F5 inet addr:192.168.1.111 Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0 inet6 addr: fe80::a00:27ff:fe26:71f5/64 Scope:Link UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1 RX packets:9165 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0 TX packets:7746 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0 collisions:0 txqueuelen:1000 RX bytes:5782985 (5.5 MiB) TX bytes:10999418 (10.4 MiB) 出力のinet addr:の後の、ピリオドで区切られた4つの数字を控えて下さい。そしてブラウザーを起動し、URLに次のように入力してください。 http://ピリオドで区切られた4つの数字:8000/ すると以下のようなlogin画面が出てきます。ここで以下の様に入力してください。
Sage Windows版のインストール方法 †SageのWindows版は、以下のURLからダウンロードできます。 日本の場合、WIDE Project Tsukuba NOC, Japanからダウンロードするとよいでしょう。
準備 †WindowsでSageを使うには、VirtualBoxという仮想化ソフトを使います。
稼働条件 †VirtualBoxでSageを動かすには、以下の条件をみたしていないと行けません。
Sageを使ってみる †準備ができたので、Sageを使ってみましょう。 以下は、The Sage Virtual Machineの画像も引用しながら説明します。 VirtualBoxの起動 †最初に、VirtualBoxを起動します。ダウンロードしたsage-6.1.1.ovaをダブルクリックすると、 以下の様のワーニングがでますが、Okを押して先に進みます。 起動には、少し時間が掛かります。起動が完了するとNotebookが表示します。 Sageの終了の仕方 †VirtualBoxで動いているSageを終了する2つの方法があります。
Sageを終了する場合、VirtualBoxのMachineメニューからClose…を選択します。
状態を保存した場合には、次の起動後すぐに、Sageが使えるようになるので、とても便利です。 Sageサーバでの公開 †私の公開しているSageサーバでは、Sage-6.1.1.ovaを作って公開しています。 上記のバージョンでは、私の作った日本語マニュアルとREADMEを付けてありますので、参考にしてください。 Sage-6.1.1.ovaのバージョンでは、ディスクスペースを拡張し、データ処理をするためのpythonライブラリーを追加してあります。
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